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高血圧

高血圧は、知らないうちに命に関わる病気を引き起こす

高血圧から引き起こされる病気

 高血圧は日常的に最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上の状態をいいます。

 日本では65歳以上の約6割が高血圧症であると推定されています。特に自覚症状はなく、気付かないうちに進行し、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞など、命に関わる病気を引き起こす要因になるので、血圧をしっかりコントロールすることが重要です。血圧を測る習慣をつけ、早期発見に努めましょう。高血圧の状態が長期間に及ぶほど心臓や血管に負担を与え、病気を発症するリスクが高まります。

 また高血圧の予防には食生活の改善は欠かせません。減塩と、野菜や果物が不足しないバランスのとれた食事を心がけましょう。また、肥満は高血圧症にとって大敵。自分の適正体重を把握して、肥満気味の場合は、適度な運動をとり入れ、減量に努めましょう。

香味野菜、香辛料を使い塩分を減らす食事を

おいしい減塩メニュー例 塩分をとり過ぎると血管の中の水分量が増え、血圧上昇につながります。

 高血圧を予防するために、1日の塩分摂取量を男性は9g未満、女性は 7.5g未満を目標にしましょう。

 急激に減塩すると食欲不振を招いてしまうこともあるので、徐々に減らしていきましょう。調理には塩分の多いみそやしょうゆなどをできるだけ控え、だしや香辛料、香味野菜を活用するなど工夫をして、うす味に慣れることが大切です。例えば一度の食事に塩を使った料理を一品にするなど、メリハリをつけましょう。また、バナナは塩分バランスを調整し、牛乳と一緒にとると血圧を下げる働きがあります。アルコールは、血管を広げる、ストレスを解消するなどの効果もあるので、適量の摂取ならよいでしょう。

高血圧を招く生活習慣チェック
次の項目に当てはまる場合は高血圧を招くおそれがありますので、気を付けましょう。
  • 適正体重を10%以上オーバーしている。
  • 最近運動をしていない。
  • ついしょうゆや塩をかけてしまう。
  • 家族に高血圧の人がいる。
  • ストレスが多い環境にいる。
※あくまでも目安です。結果を参考に医師の診断を受けましょう。
高血圧に効果的なツボ

脳や心臓・腎臓に障害をもたらす原因となる高血圧には、降圧作用のある太陽(たいよう)が効果的。補助ツボである風市(ふうし)を押すとより有効です。

  • 眉の外側の端と目じりを結ぶ線上の中央から、指幅約1本分外側にある太陽は、親指で心地よいくらいの強さで、3秒間繰り返し押す。
  • 直立の姿勢で、手のひらを太ももの外側に合わせ中指の先にある風市は、いすに腰掛けた姿勢で軽くたたく習慣をつけると効果的。

※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。

11月 November 2013
1認知症の症状、もの忘れ・判断力の低下など。 
2脳の機能を高める生活の工夫で、認知症を予防。 
3頭を使う趣味を持ち、認知症を予防しよう。旧10.1 文化の日
4認知症初期、薬で進行を遅らせることもできる。振替休日
5手をよく使う女性に起こりやすいけんしょう炎。 
6けんしょう炎、なるべく手を動かさず安静に。 
7頭や首の筋肉の緊張が招く、緊張型頭痛。立冬
8吐き気を伴い、動くと悪化する片頭痛。 
9ストレス・過労・睡眠不足が頭痛の一因。 
10バナナやチーズなどが頭痛を招くことも。 
11血行をよくするには、ビタミンC・Eが効果的。 
12手足が冷たいと感じたら、動かして血行促進。 
13ストレスが多い生活、動脈硬化を招きやすい。 
14塩分・脂肪分控えた食生活で、動脈硬化の予防を。 
15疲労物質が血液中にたまって引き起こす、肩こり。 
16ビタミンB1、筋肉の疲労を分解し肩こりを緩和。 
17ストレスや冷え、肩こりを加速させる。旧10.15
18肩こり対策に、ウオーキングやストレッチを。 
19正しい姿勢を意識して、腰痛対策。 
20急な腰痛に襲われたときは、安静が第一。 
21ストレッチで血行をよくし、腰痛を予防しよう。 
22腰の痛みが強い場合、内臓疾患の疑いも。小雪
23たっぷりの睡眠・休養で、肉体疲労を回復。勤労感謝の日
24ビタミン・ミネラルの補給で、疲労回復を。 
25一時的な疲労やだるさには、甘い物が効果的。 
26精神的疲労には、趣味や旅行で気分転換を。 
27疲れ目には、ビタミンAの多い肉や魚を。 
28目の疲れ、放置すると肩こり・頭痛を招く。 
29ドライアイ、目の乾燥だけでなく疲れ目の原因に。 
30エアコンの風が目に当たると、ドライアイの誘因に。