花粉症でおなやみのかたへ

当院の花粉症の治療についておしらせします。

当院では、花粉症にたいしては、薬物療法として、経口抗アレルギー剤および抗アレルギー剤含有点眼薬及び点鼻薬による治療をおこなっております。

これらは花粉症にたいする標準的な治療ですが、これに加えて、当院独自の治療として、ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液(厚労省認定医薬品:商品名ノイロトロピン)の筋肉内注射および医療用ヘルストロンを併用した総合的な保険診療をおこなっております。 

医療用ヘルストロンにつきましては当ホームページでもご紹介しておりますように、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に効果があるとされています。

また、ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液(厚労省認定医薬品)の筋肉内注射は特に花粉症によるアレルギー性鼻炎に、なかでも特に重症例に著効があることを確認しております。

わたしの20年以上の臨床経験から、不思議なことですが、これらのふたつの治療を追加することで、花粉症の程度が重症であればあるほど効果があることを確認しております。

本治療は、厚労省認定の花粉症の治療であり、健康保険が適用されます。窓口負担金は、月8回程度の受診された場合、一割負担の方で月2000円程度、三割負担のかたで6000円程度です。(薬剤の処方量などにより変わります。大体の目安とお考えください)

花粉症でおなやみのかたは、是非当院にご相談ください。 (直接ご来院いただくか、またはメールにてご相談願います)

参考:ワクシニアウイルス接種家兎(かと)炎症皮膚抽出液

その名の通り、ワクシニアというウイルスをウサギの皮膚に投与したときにできる炎症部分から取り出した成分を、分離・精製して、鎮痛作用を持つ活性成分として製剤化したものです。
痛みを抑え、感じにくくする経路(下行性疼痛抑制系)の神経の働きを活性化することで鎮痛作用を示すことが知られています。   
花粉症におけるアレルギー性鼻炎などにたいし抗炎症作用により症状を改善します。