結核発症のシステム
結核は結核菌の感染によって起こる病気です。過去の病気と思われがちですが、今でも油断できない状況です。
10人が感染した場合、発病するのは1〜2人とごくわずかですが、発病の危険性がなくなることはなく、高齢になり免疫力が落ちると、残った細菌が活気を取り戻して発病することもあります。また、最近では若い世代の集団感染も問題になっています。都会への移動、海外との交流などから感染の機会が増え、不規則な生活も発病のリスクを高める要因になっています。
初期症状は風邪とよく似ていますが、咳(せき)や痰(たん)が2週間以上続く、体がだるい、急に体重が減るなどの症状がみられたら医療機関で受診しましょう。早期発見は重症化を防ぐだけでなく家族や職場などへの感染を防ぐためにも不可欠です。また日ごろから十分に睡眠をとる、適度に運動をする、バランスよく食事をとることを心がけ、結核菌に負けない体をつくりましょう。
免疫力を保つためには日々の食事が重要です。普段から免疫力を高める栄養素を積極的にとるようにしましょう。
ビタミンA・B2・C・E、鉄分は皮膚や粘膜の代謝、免疫細胞などを活性化させて、免疫機能を支える役割を担っています。また、青じそ、みょうがなど、香味野菜の香りには、白血球そのものを刺激して免疫力を高める働きがあります。なかでも、にんにくやしょうがの香りは食欲増進作用があるので、食欲のないときなどに上手にとり入れるとよいでしょう。また、体温が1℃上がると、免疫力は5〜6倍アップするといわれています。
気温が下がるこれからの季節は、免疫力を低下させないためにも、生野菜、冷たい飲み物などは適量に抑え、鍋料理、煮込み料理、野菜たっぷりのスープなどで、体を冷やさないことが大切です。
気道を緩め、のどのふさがりを和らげるには天突(てんとつ)、背中の緊張をほぐし、気道を緩めて呼吸を楽にするには、厥陰兪(けついんゆ)が効果的。
9月 September 2013 | |||
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1 | 日 | 備蓄品、家族構成に見合った品をしっかり準備。 | 二百十日 |
2 | 月 | さつまいも、美容に有効な食物繊維たっぷり。 | |
3 | 火 | ビタミンC・カロテン・鉄を含む、チンゲンサイ。 | |
4 | 水 | 梨にたっぷり含まれる果糖、疲労回復に効果的。 | |
5 | 木 | タンニンが豊富な柿、二日酔いの朝に。 | 旧8.1 |
6 | 金 | 青背魚に多いDHA・EPAが生活習慣病を予防。 | |
7 | 土 | 赤身魚は、白身魚より鉄分が豊富。 | 白露 |
8 | 日 | たこ、皮膚の再生を助けるコラーゲンを含む。 | |
9 | 月 | 消防署の講習会などで、応急手当ての知識を得よう。 | |
10 | 火 | 救急車到着までの心肺蘇生措置で、命が助かることも。 | |
11 | 水 | 救急車を呼んだら、保険証や着替えを準備。 | 二百二十日 |
12 | 木 | けがによる出血、傷口を直接圧迫して止血。 | |
13 | 金 | 食事・生活習慣の改善で予防、虚血性の心臓病。 | |
14 | 土 | 心臓病、食物繊維を多く含む野菜で予防しよう。 | |
15 | 日 | 血液の流れが悪くなると心臓病を招きやすい。 | |
16 | 月 | 楽しみ・生きがいを見つけ、健康で長生き。 | 敬老の日 |
17 | 火 | 転倒しやすい高齢者の特徴、太りぎみに注意。 | |
18 | 水 | 高齢者、バランス能力を高める運動で転倒予防。 | |
19 | 木 | 薬はコップ1杯の水か白湯で服用しよう。 | 旧8.15 |
20 | 金 | 食前にのむ薬、食事のおよそ30分前に服用を。 | |
21 | 土 | 薬は温度変化の少ない冷暗所に保管しよう。 | |
22 | 日 | 薬箱に、風邪薬・鎮痛剤・下痢止めの常備を。 | |
23 | 月 | かかりつけ医、治療だけでなく生活改善アドバイスも。 | 秋分の日 |
24 | 火 | 診察前、医師に伝えたいことをメモしておく。 | |
25 | 水 | 医師に遠慮せず、分からないことは質問を。 | |
26 | 木 | 迷ったら病気を総合的に診てもらえる内科へ。 | |
27 | 金 | がん予防に、植物性食品を多くとる食生活を。 | |
28 | 土 | がんになる確率、40歳を過ぎると高くなる。 | |
29 | 日 | ウオーキングを継続し、がんを予防しよう。 | |
30 | 月 | 食生活・喫煙・飲酒が、がんの危険因子。 |