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紫外線

紫外線は日焼けだけでなく皮膚細胞を酸化させる


紫外線の種類と皮膚への影響

 肌が紫外線を浴びると日焼け(急性のやけど)だけではなく、体内で活性酸素が発生し皮膚細胞を酸化させます。その結果しみやしわの原因となるだけでなく、免疫力を低下させ全身の老化を早めてしまうこともあります。

 紫外線には皮膚の表面に到達してヒリヒリと炎症を起こすUVB波と、皮膚の深部にまで到達するUVA波があり、特にUVA波はガラス越しや室内に差し込む光などでも肌にダメージを与えるので、十分な注意が必要です。

 また紫外線は、晴れの場合を100%とすると、曇りの場合でも50〜80%は降り注いでいるので、天候にかかわらず外出時は必ず紫外線対策をしましょう。日焼け止めクリームは長時間屋外にいると皮脂や汗で流れてしまうこともあるので、2〜3時間おきに塗り直すこまめなケアが大切です。また、長袖の服、つばの広い帽子、日傘などでしっかり紫外線対策をとりましょう。

紫外線の害を防ぐには皮膚の健康を守る食品を
紫外線の害を防ぐ食品

 紫外線の害を防ぐためには、皮膚の健康や粘膜を保護するビタミンB2・C・E、さらにビタミンCの効果を高めるベータ-カロテンを一緒にとるとよいでしょう。

 ベータ-カロテンはピーマン、かぼちゃ、ほうれんそうなどに含まれています。ビタミンB2は豚レバー、牛乳、うなぎ、ビタミンEははまち、たらこ、モロヘイヤなどに多く含まれています。

 加えて、抗酸化作用のある鉄、葉酸などをとることが重要です。このほか、緑茶に多いカテキン、ごまに多いセサミノール、トマト・すいかに多いリコペン、緑黄色野菜・とうもろこしに多いルテインなども、紫外線や活性酸素を除去する働きがあります。

紫外線が多い日の外出前チェック
紫外線はしっかりガードするのが大切。
特に紫外線が多い日、次の項目を参考に対策を。
  • 服は白よりも色柄のものを。
  • 帽子や日傘の併用が効果的。
  • 炎天下の屋外を避ける。
  • 車の運転時は腕カバーがおすすめ。
  • 屋外では2〜3時間ごとに日焼け止めクリームを塗り直す。
※あくまでも目安です。
肌の潤い促進に効果的なツボ

紫外線のほかにも、ストレスなどが原因で肌に影響が出ることも。
かさついた肌に潤いを与えるには、肌の血行を促し内臓の働きを助ける中極(ちゅうきょく)が効果的です。

体の中心線上、へそから指幅約5本分下にある中極は、やさしくゆっくり押す。
※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。

7月 July 2013
1腹八分目、外食を減らすなどで肥満予防を。 
2揚げる・炒めるより、蒸す・ゆでる料理を。半夏生
3太りにくい体をつくる、有酸素運動を習慣に。 
4小出しにストレスを発散して、肥満予防。 
5脂質異常症、放置しておくと動脈硬化を招く。 
6毎食、副菜で野菜をとり入れ、脂質異常症を予防。 
7脂質の一種で細胞膜を構成する、コレステロール。小暑
8コレステロールのとり過ぎ、動脈硬化の原因に。旧6.1
9コレステロールの吸収を抑える、食物繊維。 
10コレステロールの不足、免疫力を低下させる。 
11起床時、冷たい水を飲んで腸に刺激を与えよう。 
12定期的なトイレタイムで排便リズムをつくろう。 
13運動不足やストレス、便秘の一因に。 
14根菜・海藻・納豆・ヨーグルトで、便秘を予防。 
15海水浴での日焼け、こまめな紫外線対策で予防する。海の日
16水中にいるだけで、水圧がかかり血行促進に。 
17紫外線を通しにくい、黒など濃い色の洋服・帽子。 
18紫外線の害を防ぐ、ビタミンC・Eの同時摂取。 
19紫外線、雨でも快晴時の約3割降りそそぐ。土用
20目にも悪影響を及ぼす紫外線、サングラスで対策を。 
21紫外線によるしみを薄くするビタミンB2・C。 
22うなぎのビタミンAパワーでスタミナ補充。旧6.15
23カラフルな夏野菜で、視覚的にも食欲増進。大暑
24トマトで体内の余分な熱を取り除き、水分補給。 
25レモンと同等のビタミンCを含む、ピーマン。 
26オクラ、整腸作用と疲労回復効果で夏ばて予防。 
27胃腸障害を伴う夏風邪の原因、アデノウイルス。 
28夏風邪、体力を消耗しないようクーラーを上手に利用。 
29良質なタンパク質の摂取で夏風邪を予防。 
30窓辺に蒸散作用のある植物を置いて暑さ対策。 
31汗を吸う涼しい寝具で、熱帯夜対策を。