糖尿病性神経障害とは?「ニューロメーターNS3000」で早期発見を!

糖尿病で神経が損なわれる

糖尿病は、高血糖になる病気です。高血糖とは、血糖値が高過ぎること。高血糖状態が続くと、体のあちこちにいろんな合併症(余病)が起ります。眼底出血を起す網膜症、尿にタンパクが出始める腎症、そして全身の神経に故障を起す神経障害などが、主な合併症です

神経の仕組み

神経は、脳と脊髄(せきずい)から枝分かれして、全身の隅々へと広がっています。高血糖で悪くなるのは体の端まで伸びている「末梢(まっしょう)神経」です。

末梢神経には、痛みを感じる「感覚神経」、筋肉を動かす「運動神経」、心臓や胃腸の働きを整えたり血圧や体温を調節する「自律神経」の三つがあります。

糖尿病の治療が不十分な時にはこの三つに障害が起ります。

運動神経

手や足を動かす
感覚神経

痛みを感じる

自律神経

心臓や胃腸など、内臓の働きを調節している