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骨粗しょう症

骨が強くなる栄養素をとり日常的に骨に体重をかけよう


加齢による骨密度の変化(目安)

 骨粗しょう症とは、骨の代謝バランスが崩れ、骨がもろくなっている状態をいいます。

 予防にはこれまでの日常生活を見直し、骨を丈夫にする生活習慣をとり入れましょう。食事で骨を強くするためには、カルシウム、ビタミンD・Kなどの栄養素をとることが大切です。カルシウムはビタミンDと一緒にとると、吸収率がアップします。

 また、骨にカルシウムを蓄えるために、骨に体重をかけることも必要です。階段の上り下り、散歩、ウオーキングなどは、骨を強くする効果が得られます。家の中では、いすやソファーを利用したスクワットや、壁を利用した腕立て伏せなどの体操がおすすめです。また、日光浴もビタミンDを活性化させ、骨粗しょう症の予防・改善に効果的です。


カルシウムは1日700mgをめざし、吸収率にも注意
カルシウムを含む食品と量

 骨を強くするために欠かすことのできないカルシウム。

 吸収率は牛乳・乳製品が最も高く、なかでもチーズは水分量が少なく栄養素が凝縮し、同重量の牛乳の5〜6倍含まれています。このほか、大豆製品、小魚、海藻類、青菜にも多く、上手に組み合わせて1日700mgの摂取を心がけましょう。また、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDは、さば・いわし・さけなどの魚や、きのこ、干ししいたけなどに多く含まれています。納豆、緑黄色野菜、海藻などに含まれるビタミンKは、カルシウムの骨への沈着を促進させます。

 一方、塩分、リンは過剰に摂取するとカルシウムの吸収が阻害されて、体外に排出されてしまいます。カルシウムが吸収されやすい食事を心がけましょう。

骨が弱くなっている? 症状チェック
自分では気付きにくい骨密度。
次の項目に当てはまる場合は生活習慣の改善を行いましょう。
  • 背が縮んだように感じる。
  • 背中や腰が曲がったように感じる。
  • 背中や腰の痛みのために動きがぎこちない。
  • 掃除がおっくう、または洗濯物を干すのがつらい。
  • お腹がすぐいっぱいになる。
※あくまでも目安です。結果を参考に医師の診断を受けましょう。
骨の生成強化に効果的なツボ

骨の生成には腎臓が深く関わっているため、骨粗しょう症には、腎臓のツボとされる、太谿(たいけい)が効果的です。

内くるぶしとアキレスけんの間のくぼみにある太谿は、アキレスけんにズンと響くようにして指圧する。
温灸でも効果がある。
※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。

10月 October 2013
1早期治療で治りやすい乳がん、検査受けよう。 
22年に1回は、マンモグラフィー・超音波検査を。 
3子宮頸がん、初期は無症状なので定期的な検診を。 
4子宮体がん、欧米型の食生活も一因に。 
5玄米・麦飯は、バランス献立のまとめ役に最適。旧9.1
6ご飯には、体のエネルギー源である糖質が豊富。 
7目の健康を保つ、ビタミンAと十分な睡眠。 
8疲れ目には、目の周りを温めて血行促進。寒露
9目がショボショボする・乾くは疲れ目のサイン。 
1040歳を過ぎたら定期検査で、目の健康をチェック。 
11緑内障の症状、視野が狭くなり視力が低下。 
12眼鏡と比べて広い視野がかなう、コンタクトレンズ。 
13コンタクトレンズの汚れ、角膜炎を引き起こす。 
14体力に応じた運動で、いい汗をかこう。体育の日
15水中での運動、体温が上がりにくく長時間可能。 
16駅やビルでは階段を使って筋力を向上させよう。 
17日常生活できびきび動くことも、運動に。 
18全身運動が含まれるラジオ体操、朝の習慣に。 
19ストレッチ、ゆっくり呼吸をしながら行おう。旧9.15
20骨密度の低下、骨がもろくなり骨折の原因に。土用
21骨粗しょう症、乳製品・小魚・大豆の摂取で予防。 
22高齢者の女性、特にカルシウム不足に注意。 
23運動で適度な負荷を与えると骨が丈夫に。霜降
24リウマチは、筋・骨・関節の疾患。 
25リウマチの初期症状は、関節痛・関節の腫れ。 
26リウマチ対策、適度な運動で筋力を付けよう。 
27左右同じ場所の痛み、リウマチのおそれ。 
28重い・だるい・ガクガクするは、膝痛のサイン。 
29膝痛、痛くないうちから体操で予防しよう。 
30肩こり・腰痛をかばい、膝に悪影響を与えることも。 
31体重を増やさないよう注意し、膝に過重をかけない。