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認知症

改善することもある病気、早期発見・予防に努めよう


認知症を予防するために

 正常であった記憶や思考などの能力が、脳の病気などによって低下していく障害が認知症です。

 認知症ほどではないものの、もの忘れがひどい状態が軽度認知障害で、この段階で生活環境の改善を始めると進行を遅らせることが期待できます。例えばウオーキングやストレッチなどの有酸素運動は脳の前頭前野を鍛える効果があり、認知症の予防と改善になります。軽く汗を流すくらいの散歩や山歩きもよいでしょう。

 このほか、新しい趣味を始める、仲間とコミュニケーションをとる、講座のような知的な活動に参加するなど、いろいろなことに興味を持つのも大切です。逆に日常生活にまったく感動がなく、何をするのも面倒で、おしゃれもしたくない、という考え方では脳の機能は退化していきます。また、同年齢の人に比べてもの忘れがひどいと感じたら、念のために専門医を受診し、早期発見につなげましょう。

脳や血管の老化を防ぐ食事をバランスよくとろう

不飽和脂肪酸を多く含む食品 若い脳を保つためには、血管の老化を防ぐ魚と野菜を中心にした食事がおすすめです。

 まぐろ、いわし、さば、さんまなど青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸は、血液をサラサラにして動脈硬化などを防いでくれます。

 ビタミンC・E、ベータ-カロテンなどを多く含む野菜や果物は活性酸素から体を守り、老化・脳血管障害を予防する働きがあります。野菜ジュースは、手軽にベータ-カロテンがとれるので、野莱を食べられないときにおすすめです。ただし果物入りは糖分が多いので飲み過ぎには要注意。

 大豆製品や海藻類は記憶力を向上させる効果があるので、毎日の食事にとり入れるようにしましょう。

 また、食事はよく噛(か)むことで脳が活性化し、認知症の予防になります。

認知症の早期発見・予防のための症状チェック
次の項目に当てはまる場合は認知症かどうか注意が必要です。
早期発見のために早めに医師に相談しましょう。
  • 同じ話を無意識に繰り返す。
  • 知っている人の名前が思い出せない。
  • 身だしなみに無関心である。
  • 慣れた道で迷うことがある。
  • 物のしまい場所を忘れる。
※あくまでも目安です。結果を参考に医師の診断を受けましょう。
心身の活性化に効果的なツボ

呼吸を整え気分を落ち着かせて、健康な睡眠を促す巨闕(こけつ)や、頭部への血行をよくする完骨(かんこつ)は、老化による全身機能の低下が原因とされる認知症の予防に有効。

  • みぞおちの中央、胸骨の下端から少し下にある巨闕は、みぞおちの中央に 両手を重ねて数秒おきに指圧する。
  • 耳たぶの後ろの骨の後方のくぼみにある完骨は、人さし指・中指・薬指をそろえゆっくりなでるように押す。

※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。

4月 April 2013
1ウオーキング、体内に酸素を取り入れ体脂肪燃焼。 
2一駅前で降りて歩くなど、無理なくウオーキング。 
3ウオーキング、まずは心地よいと思えるスピードで。 
4歩いて筋肉を動かすことで脳を刺激し、老化防止。 
5朝、ストレッチで体温を上げて体を目覚めさせる。清明
6朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びよう。 
7健康な体のための生体リズムをつくる、朝食。 
8朝食、血糖値を安定させ生活習慣病を予防。 
9ビタミンC・カルシウムで、ストレス対策を。 
10外部からの刺激が負担になりストレスを招く。旧3.1
11ストレスがたまる前に、ちょっとした気分転換を。 
12ストレス対策、自分の好きなことに没頭する。 
13体の疲れから起こるストレスに、十分な睡眠を。 
14帯状疱疹、免疫力低下で引き起こされる。 
15神経のあるところに起こる、帯状疱疹。 
16会社に勤めていない人も、受けよう健康診断。 
17健康診断の結果、異常値はあなたの体のSOS。土用
18病気が複合的に進行する、メタボ。 
19メタボの原因となる、内臓脂肪型肥満。 
20スパイスの辛味や香り成分で脂肪が燃えやすい体に。穀雨
21メタボの放置、脳卒中・心疾患を招くおそれ。 
22中高年男性の2人に1人がメタボ予備群。 
23同じ姿勢で疲れを感じたら、ストレッチを。 
24仕事中の緊張、深呼吸・軽い体操などで小休止。旧3.15
25パソコンの使用時、1時間に10分程度の休憩を。 
26糖尿病の初期、痛みなどがなく気付きにくい。 
27糖尿病、40歳以上に多く過食・運動不足も一因。 
28糖尿病、自覚症状がなく悪化し合併症のおそれも。 
29糖尿病の症状、のどが渇く・トイレが近くなる。昭和の日
303食の栄養バランスを計って、糖尿病予防を。