アレルギーの種類
年々増加傾向にあるアレルギーによる病気。もともと人間の体には、体外から侵入しようとする細菌やウイルスなどを撃退する免疫システムがあります。しかし有害ではない物や繁殖力が強くない物にも過剰に反応して、体に不快な症状を引き起こすのがアレルギーです。
アレルギーは体質が影響して起こる場合や、ダニの増加や大気汚染などの環境変化、たばこ、食品、ストレスなどの原因により発症することもあります。症状は湿疹、じんましん、鼻水、目のかゆみ、嘔吐(おうと)、下痢などさまざまです。
またアレルギーは原因を避けることで、症状が軽くなります。例えばハウスダストが飛散しないようこまめな掃除、せっけんやシャンプーはしっかり洗い流す、ストレスをためない、バランスのとれた食生活を心がけるなど、生活環境に注意をはらいましょう。
アレルギー症状の一つである花粉症は、体内に余分な水分をためている人が起こしやすいといわれています。
にら、にんにく、ねぎ、たまねぎなどアリウム属の野菜に含まれるアリシンは、発汗・利尿作用があり、体内の余分な水分を排出する効果があります。水分補給をするときは、冷たい飲み物で体を冷やすと免疫力の低下につながるので、常温の水や白湯がよいでしょう。
また、乳酸菌には整腸作用のほかに免疫増強作用もあり、アレルギー症状を抑える働きがあるといわれています。ヨーグルト、チーズ、漬物などの発酵食品に多く含まれているので、毎日の食事で積極的にとるようにしましょう。ワイン、日本酒なども乳酸菌が使われています。
花粉症の代表的な症状である目のかゆみには、攅竹(さんちく)が有効。鼻のムズムズ感を和らげるには、扶突(ふとつ)が効果的です。
3月 March 2013 | |||
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1 | 金 | 体が浮くようなめまい、自律神経の乱れが原因。 | |
2 | 土 | めまいの一因、肩こり・冷え・貧血。 | |
3 | 日 | 耳は音を聞き、体のバランスを取る大切な器官。 | |
4 | 月 | 耳掃除、2〜3週間に1回を目安に。 | |
5 | 火 | 急性中耳炎、風邪の合併症として起こりやすい。 | 啓蟄 |
6 | 水 | 中耳炎の症状、強い耳の痛み・発熱。 | |
7 | 木 | 中耳炎、放置していると難聴のおそれ。 | |
8 | 金 | 耳鳴りや吐き気を伴う、突発性難聴。 | |
9 | 土 | 突発性難聴、早めの治療が大切。 | |
10 | 日 | さやえんどう、タンパク質・ビタミンCが豊富。 | |
11 | 月 | たまねぎの血液サラサラ効果、生食が高い。 | |
12 | 火 | 健康な髪を保つ、タンパク質・ビタミンB6。 | 旧2.1 |
13 | 水 | 過度の飲酒や喫煙、抜け毛を招く原因に。 | |
14 | 木 | 脂質・糖質のとり過ぎは、ふけ症を招く。 | |
15 | 金 | 頭皮をやさしくマッサージして、抜け毛予防。 | |
16 | 土 | ミネラル不足、生活習慣病の要因に。 | |
17 | 日 | 体内では合成できないミネラル、食品でとろう。 | |
18 | 月 | 貧血は、ヘモグロビンをつくる鉄の不足が原因。 | |
19 | 火 | 鉄を豊富に含む、にら・レバー・ドライプルーン。 | |
20 | 水 | 鉄の吸収力を高める、タンパク質を補給。 | 春分の日 |
21 | 木 | 貧血が原因で、めまい・だるさ・息切れ・動悸が。 | |
22 | 金 | 栄養と運動で体力をつけ、低血圧を予防。 | |
23 | 土 | 血行を促進するビタミンE、低血圧予防。 | |
24 | 日 | 皮下組織に水分が過剰にたまった状態、むくみ。 | |
25 | 月 | むくみ、腎臓病・肝臓病が原因のことも。 | |
26 | 火 | 膀胱の中に細菌が侵入して起こる、膀胱炎。 | 旧2.15 |
27 | 水 | 膀胱炎の予防は水分を多めにとり、トイレを我慢しない。 | |
28 | 木 | 膀胱炎の症状、残尿感・下腹部の痛み・血尿。 | |
29 | 金 | 腸内環境を強化して、免疫能力を高める。 | |
30 | 土 | 適度な運動で、気温変化に負けない体づくり。 | |
31 | 日 | 色彩豊かな各種の野菜で、健康維持。 |