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目の健康

目にストレスを与える生活を見直そう

 携帯電話やパソコンの使用が日常化し、遠くを見るという遠方調節機能の働きが弱くなっています。できるだけ、近くを見る合間に遠くを見ることを習慣づけましょう。また、目と見る物の距離を近づけ過ぎないために正しい姿勢も大切です。

 目にはさまざまな病気があり、加齢とともに起こりやすいのが白内障です。水晶体と呼ばれる目の中のレンズの濁りが原因で、手術でほぼもとの視力に戻ります。また、目の中で分泌される房水の循環システムが阻害され、眼圧が高くなり障害が起きるのが緑内障です。緑内障の治療は、眼圧を低くコントロールすることが最も有効で、薬物療法・レーザー治療・手術が一般的です。

 網膜剥離は、網膜に裂け目ができ、そこから液状化した硝子体が入り込んで網膜がはがれる病気です。初期なら外来でレーザー治療ができます。大切な目のために、定期検診を受け、ストレスを与えない生活を心がけましょう。

気をつけたい目の病気

目の網膜を健康に保つβ一カロテンをとろう

 ストレスを受けやすい目の網膜を健康に保つためにβ-カロテンは欠かすことのできない栄養素です。さらに有害な活性酸素を消去する働きもあり、活性酸素が原因で生じる白内障を予防する栄養素としても注目を集めています。

 β-力ロテンが体内で変化して生まれるビタミンAには、視力を維持する働きがあります。にんじん、春菊、小松菜に多く含まれているので、積極的に摂取しましょう。

 また、ブルーベリーに含まれる、紫色のアントシア二ンという色素は、抗酸化作用があり、目の働きに欠かせないロドプシンの再合成を活性化させる働きを持ち、疲れ目、かすみ目に効果を発揮します。日頃から目の健康を保つ成分を積極的にとりましょう。

目に負担がかかる生活習慣チェック
何気ない日々の行動の中にも目に負担をかけていることがあります。
次の項目に当てはまる場合は生活の見直しを。
  • 1日中パソコンと向き合うことがある。
  • 暗いところでテレビを見たり、ゲームをおこなう。
  • 最近肩こりがひどく、肩が張っている感じがする。
  • ふとんの中や通勤電車で読書をする。
  • 睡眠時問が6時間を切ることが多い。
※あくまでも目安です。
目の疲れに効果的なツボ

長時間のパソコン作業などで目が疲れたときは、目のすぐ下の承泣(しようきゅう)が効果的。筋肉の緊張をほぐして血行を促進します。

 眼球のすぐ下の骨にある承泣は、両手の人さし指で、眼球を圧迫しないように軽めに押す。


※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。

10月 October 2012
1タンパク質・脂肪が豊富な秋の魚、まながつお。 
2秋の魚、さんまの脂にはDHAやEPAが豊富。 
3栄養価が高く別名「秋昧」と呼ばれる、さけ. 
4ビタミン・ミネラルが豊富な健康食、玄米。 
5お米は、エネルギー源になる栄養素・糖質が主成分。 
6家族でスポーツを楽しみながら健康づくりを。 
7健康のための運動、無理せず続けられるものを。 
8スポーツで日頃の運動不足解消し、ストレス発散。 寒露 体育の日
9運動前後のストレッチで、筋肉痛を軽減。 
10脳の疲れにもつながる、眼精疲労に注意。 
11視野が欠けたら緑内障の疑いあり、早期受診を。 
12黒いものがちらちらする飛蚊症、網膜剥離の可能性。 
13紫外線や喫煙も一因、視機能が低下する加齢黄斑変性。 
14ドライアイは目の生活習慣病、視環境を見直そう。 
15角膜や結膜が「肌あれ」状態になる、ドライアイ。 旧9.1
16こまめに目を休める習慣をつけて、ドライアイ予防。 
17薬の正しい知識を身につけよう、薬と健康の週間。 
18複数の薬を服用するときは、飲み合わせに注意。 
19体の機能低下などで高齢者に多い、薬の副作用。 
20頭痛薬の使い過ぎが原因、薬物乱用頭痛。 土用
21薬の副作用があらわれたら、早急に医師に相談。 
22ゆたかな髪は、健康的で元気な地肌から。 
23枝毛やバサつきなど、髪のトラブルはアミノ酸不足。 霜降
24健康な髪の保持、地肌をマッサージして血行促進。 
25タンパク質・ミネラルをしっかりとって、美しい髪を。 
26ひと口30回しっかりかんで、食べ過ぎを防ぐ。 
27余分な食料やお菓子の買い置きをやめ、食習慣改善。 
28エネルギー吸収の要、胃と腸の健康を維持しよう。 
29自律神経の不調は、胃や腸の機能低下につながる。 旧9.15
30慢性的な胃炎は、胃粘膜の萎縮が原因のことも。 
31空腹時の痛みや胸やけは、かいようの疑い。