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睡眠

睡眠時間の長さより、生活リズムが大切

体内時計のメカニズム

 睡眠は、脳と体の疲れを取り、機能を回復させるために欠かせません。
しかし、調査によれば日本人の約20%もの人たちに、寝つきが悪い、眠りが浅く夜中に目が覚めるなど、何らかの睡眠障害があるといわれています。

 長期間このような状態が続くと、体や精神にさまざまな不調を呼び起こします。もともと体の中には体内時計が備わっていて、およそ24時間の周期でリズムをつくっています。よい睡眠をとるには、この体内時計を狂わせないことが大切です。

 一般的に早寝早起きがよいといわれていますが、就寝時間にこだわらず、まずは定時に起きるようにしましょう。起きたときに、太陽の光を浴びると体内時計がリセットされ、体に1日のスタートを知らせてくれます。毎朝、定時に起きることを心がければ、自然と体のリズムが整い、よい睡眠がとれるようになるでしょう。

トリプトファンの働きが重要、食生活で不眠予防

 牛乳に含まれるトリプトファンは必須アミノ酸のひとつで、摂取すると脳に運ばれ、鎮痛、催眠、精神安定作用を持つ神経伝達物質セロトニンをつくります。

 また牛乳には、イライラを鎮めるカルシウムも多く含まれているので、お腹がすいたときや、体が冷えて眠れないときにはホットミルクを飲むとよいでしょう。

 牛乳が苦手な人は、牛乳と同じトリプトファンを多く含むチーズや大豆製品、バナナなどがおすすめです。かつお、まぐろ、さけなどに含まれるビタミンB6も、セロトニンがつくられるときに作用して精神を安定させます。

 また、夕食はできるだけ早い時間に消化のよいものを腹八分目にして、午後6時以降にお茶を飲むならノンカフェインのハーブティや麦茶などを選びましょう。

快適睡眠のための生活習慣チェック
毎日ぐっすり眠れていますか?もし不眠に悩んでいたら、次の生活習慣を実践しましょう。
  • 就寝前はリラックスして過ごす。
  • 消化のよいものをとる。
  • ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。
  • 音楽を聴く、体操をするなど、緊張をほぐす。
  • 朝、起きたら太陽の光を浴びる。
※あくまでも目安です。
不眠症に効果的なツボ

眠れないときはツボ押しで心身の緊張をほぐしてリラックスしましょう。手首にある神門(しんもん)や足裏にある失眠(しつみん)が効果的です。

  • 手のひら側、手首の横じわ上の小指側のくぼみにある神門は、親指で強めに刺激する。
  • 足の裏のかかとの中央部分にある失眠は、やや強めに押す。
    つまようじなどを束ねて刺激してもよい。

※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。

4月 April 2012
1朝食で、エネルギー源のブドウ糖を脳へ供給。 
2朝食を抜くと基礎代謝が低下し、肥満につながる。 
3タンパク質豊富な温かい朝食で、ウオーミングアップ。 
4早寝より早起きが、快適な睡眠への第一歩。清明
5自分の睡眠バターンを知って、有効な睡眠を。 旧3.15
6寝る2〜3時間前軽いウォーキングで、不眠症緩和。 
7快適な睡眠は、自分に合った寝具選びから。 
8夜食は、安眠効果のある牛乳やレタスを。 
9症状が出る前に受けよう、健康診断。 
10生活習慣を見直すきっかけ、検査値の変化。 
11要再検査の判定が出たら、放置せず医療機関へ。 
12血管の健康状態がわかる、コレステロール値。 
13血流を妨げる、血液中のLDLコレステロール。 
14低HDLコレステロール値、免疫力を低下させる。 
15自覚症状がないため注意、コレステロール値の異常。 
16神経障害・網膜症・腎症を引き起こす、糖尿病。土用 
17糖尿病、血液検査などで自覚症状前の早期発見を。 
18肥満・ストレス・遺伝的体質が糖尿病の危険因子。 
19糖尿病の症状、のどの渇き・皮膚のかゆみ・疲れやすさ。 
20糖尿病は、食事療法と運動が治療の基本。穀雨
21心筋こうそくや脳こうそくの要因、動脈硬化。旧閏3.1
22血管を傷め、動脈硬化のリスクを高める高血圧。 
23血液中の脂質異常が、動脈硬化の進行を早める要因。 
24血管に悪影響を与える喫煙も、動脈硬化の危険因子。 
25有酸素運動の基本、ウォーキングで健康維持。 
26歩行動作による筋肉伸縮が、血流促進に 
27心肺機能を鍛えて心臓の持久力向上、ウォーキング。 
28生活習慣病の予防や改善に効果的なウォーキング 
29かかとから着地する正しい歩行で効果的なウォーキング。昭和の日
30ウォーキングシューズは実際に履いてみて合うものを振替休日