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メタボリックシンドローム

心臓病や脳卒中などのリスク高めるメタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームの状況

メタボリックシンドロームとは、内臓の周囲に脂肪が溜まる内臓脂肪型肥 満に、高血糖・高血圧・脂質異常症などを複数あわせ持った状態をいいます。

 たとえ一つひとつの危険因子が軽度でも、それらが重なると動脈硬化 が急激に進み、心臓病、脳卒中などのリスクが高まります。危険因子3つ以上でリスクは30倍以上にもなるといわれています。また、内臓脂肪型 肥満は、外見は太っていない人でも可能性があるので注意が必要です。

 現在、メタボリックシンドロームが強く疑われる人とその予備群は40〜74歳の男性では2人に1人と推計されます。食べ過ぎない、揚げ物などの高 エネルギー食品・油脂・甘い物・塩分・アルコールを控える、適度な運動 をするなど、これまでの生活習慣を見直すだけでも改善できます。

 正しい知識を身につけて、危険なリスクから自分の体をしっかり守りましょう。

コレステロールを減らす食事で、内臓脂肪型肥満を予防しよう

メタボリックシンドロームの予防には、中性脂肪とコレステロールの摂取を控えた食事を心がけましょう。

 アーモンドに含まれるオレイン酸は、体に必要な善玉コレステロールを維持し、余分な悪玉コレステロールを減らす作用を持っています。オリーブ油やキヤノーラ油にもオレイン酸が含まれているので、日常の調理に活用しましょう。また、りんごやさつまいもの皮、ブルーベリー、ぶどう、赤じそなどに含まれる色素アントシア二ンは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用が強く、体細胞を傷害する活性酸素を除去する働きがあるので、動脈硬化や高脂血症の予防にも効果的です。

 りんごやさつまいもを食べるときは、皮も一緒にとるようにしましょう。


メタボリックシンドロームに注意したい食生活チェック
メタボリックシンドロームを招かないためには毎日の食事はとても大切。次の項目に当てはまる場合は見直しを。
  • お腹いっぱい食べてしまうことが多い。
  • ファストフードをよく利用する。
  • 外食をすることが多い。
  • 飲んだ後にラーメンや茶漬けを食べる。
  • 油っこいものを好む。
肥満改善に効果的なツボ
メタボリックシンドロームにつながる肥満の改善は、血行を促し新陳代謝を活性化させて脂肪をつきにくくする血海(けっかい)が効果的。
膝の皿の上端から指幅約3本分内側、膝を伸ばしたときにできるくぼみの上端にある血海は両手で膝を包み込むようにして押す。
※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。

1月 January 2012
11年の始まり、家族そろって食卓を囲もう。 元旦
2おせちの彩り、きんとんには食物せんいたっぷり。振替休日
3「1年をまめに暮らす」黒豆のビタミンBで疲労回復。 
4すっきりした目覚めは、体内時計の正常化から。 
5就寝時間よりも、毎朝定時の起床を心がけよう。 
6朝日を浴びて、さわやかな目覚めを。 小寒
7疲れた胃腸を休め、野菜不足を補う七草がゆ。 
8大根・ねぎなど、冬の旬野菜で体を温めよう。 旧12.15
9成人になったら、自分の健康は自分で管理しよう。 成人の日
10疲労物質の乳酸や老廃物が溜まって起こる肩こり。 
11精神的なストレスも、肩こりの原因に。 
12やせ型は筋力アツユ肥満型は減量をはかり肩こり予防。 
13肩こりには、ビタミンB群とビタミンEが効果的。 
14正しい姿勢を心がけて、肩こりの再発防止。 
15全身のこりや痛みを引き起こす、血行不良。 
16ドロドロ血液は、食物せんいでサラサラに。 
17大量の飲酒や喫煙、脳卒中の危険因子。 
18高血圧を防いで、突然起こる脳卒中を予防。 土用
19減塩など生活習慣の改善で、脳血管への負担を軽減。 
20コレステロール、塩分を抑える食事で脳卒中予防。 
21心臓に大きな負担をかける、高血圧を予防しよう。 大寒
22心筋こうそくに先行する狭心症の発作には要注意。 
23心臓病になりやすいタイプ 負けず嫌い・完璧主義。 旧1.1
24年1回の定期検診で、心疾患の早期発見を。 
25血行促進効果のある、ビタミンEで冷え症対策。 
26冷え症が長く続くと、新陳代謝低下の原因にも。 
27体熱をつくる筋肉を鍛えて、冷え症を防ごう。 
28食事と適度な運動で末端の血流をよくしよう。 
29体を温める効果のある、にんにくなどの根菜類。 
30高熱・胸の痛み・浅い呼吸は肺炎の疑い。 
31飲食物が気管に入って、肺炎を起こすことも。