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胃

デリケートな胃は刺激物やストレスで傷つく


急性胃炎の症状

 健康な胃の粘膜は粘液を分泌し、薄いベールで粘膜を覆って胃を守っています。急性胃炎とは胃の粘膜が炎症を起こしている状態で、症状は食欲不振、胸やけ、もたれ、腹痛など。その原因は精神的なストレス、不規則な生活での自律神経のバランスの崩れ、暴飲暴食などによる消化器の疲労などが考えられます。

 また、近年増加傾向にあるのが「機能性胃腸症」。この病気は、痛みなどの不快感があり、強いストレスが要因といわれています。

 これらを引き起こす原因を遠ざけ、睡眠を十分にとる、リラックスできる趣味を持つなどして、心を落ちつかせましょう。症状を必要以上に重く考えていることが、余計なストレスを生み出しているケースもあるので、検査結果を自分の目で確認し、医師からの病状説明できちんと病状を把握しましょう。安心すればストレスが軽減し、次第に症状が改善されていくこともあります。

胃の不調時は粘膜を保護する食事を

 胃が不調のときは、水分を控え、胃の粘膜を保護し胃壁を丈夫にする食品を摂取するのが大切です。不調を和らげる有効成分が含まれたアロエは胃もたれ、むかつきなどの緩和に効果があります。アロエヨーグルトは食べやすく、荒れた胃の粘膜が修復されるだけでなく、腸内の善玉菌が増え、全身の健康に結びつきます。

 また、モロヘイヤは、ヌルヌルした粘り成分ムチンが胃の粘膜をうるおし、損傷を防ぐ働きがあるので胃炎の予防におすすめです。

 この他、健胃作用をもたらす特有成分ビタミンUが豊富なキャベツ、ビタミンの宝庫であるニラも胃腸の調子を整える効果があるので、積極的にとるようにしましょう。

要注意!気をつけたい胃の悩みチェック
いつものことと我慢していませんか?放置すると悪化させてしまうこともあるので注意しましょう。
  • 喉に何かがつかえている感じがする。
  • いつも胃に不快感がある。
  • 排便しても、腹痛や不快感がなくならない。
  • いつも膨満感があり、食欲がない。
  • 食べ過ぎていないのに、胸やけ、胃もたれがする。
※あくまでも目安です。結果を参考に医師の診断を受けましょう。
胃の痛みに効果的なツボ

疲労やストレスなどによる胃の痛みには中脘(ちゅうかん)が効果的。痛みをやわらげると同時に、胃の働きを活発化します。

みぞおちとへその真ん中、へそから指幅約5本分上にある中脘を刺激する。

※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。


7月 July 2012
1手や食品をしっかり洗い、食中毒を予防。 半夏生
2調理済み食品の室温での放置、食中毒菌が増殖。 
3再加熱も十分に火を通し、食中毒を予防。 
4食中毒の応急処置、水分補給し横向きに寝かせる。 旧5.15
5水分・塩分不足の脱水症状が原因、熱中症。 
6高齢者に多い熱中症、身体機能の低下が一因。 
7めまい・立ちくらみのする熱中症、水分・塩分の補給を。 小暑
8頭痛・吐き気のある熱中症は、体を冷やし救急車を呼ぼう。 
9高温多湿・無風・強し日差しの日は、熱中症に注意。 
10標準体重でも肥満の可能性、内臓脂肪に注意が必要。 
11基準値22を目指そう、体格指数BMI。 
12脂肪蓄積の最大原因、食べ過ぎに気をつけよう。 
13寝る前の3時間は食べないことが肥満防止につながる。 
14高温多湿を好むウイルスが原因、夏風邪に注意。 
15エアコンのかけ過ぎによる体調不良も夏風邪の原因に。 
16急性の皮膚病ともいえる、浜辺での日焼けに注意。 海の日
17水着内に侵入するプランクトンなどが原因、海水浴皮膚炎。 
18プールの水を介して感染する、咽頭結膜熱に注意。 
19利尿作用と体の熟を冷ます働きがある、きゅうり。 旧6.1
20ゴーヤの苦味成分モモルデシンが食欲増進。 
21紫外線によるメラニンの生成を抑える、トマト。 
22食欲不振に効果的な、しょうがの煎じ汁。 大暑
23強力な殺菌作用で消臭効果もある、しょうが。 
24酢に含まれるクエン酸、雑菌の繁殖を抑える。 
25乳酸を分解して疲労回復を早める、クエン酸。 
26クエン酸で、鉄やカルシウムの体内吸収力アップ。 
27栄養価高い古くからの滋養強壮食品、ウナギ。 
28日焼け・しみの原因となる、紫外線のUVB。 
29紫外線のUVAは、皮膚の老化を早める。 
30服装や日焼け防止剤で、紫外線遮断の工夫を。 
31紫外線であれた肌に有効な、ビタミンC。