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第1話  骨に大切な因子は?

 骨に大切なのは、栄養、運動、ホルモンのバランスです。
 骨粗しょう症を予防するためには、これらのことに日ごろから注意するよう心がけることが重要です。特に骨をつくっているカルシウムと、体内でのカルシウムの吸収を助け骨形成を促す働きをするビタミンDの摂取も大切な条件です。ビタミンDは、日光に当たることによって皮膚でもつくられます。カルシウムの他に良質のタンパク質も積極的にとり、栄養バランスの良い食事を心がけたいものです。
 せっかくとったカルシウムが効率良く骨の形成をさせるには骨を刺激しなければなりません。骨を刺激するということは、適度な運動によって骨に負荷をかけることです。何も過激な運動をする必要はありません。
 無謀なダイエット、過激な運動、過度のストレス、睡眠不足、喫煙によって起こるホルモン分泌の乱れは、月経不順や無月経を起こすことがあり、同時に骨形成も妨げます。
  カルシウム十分で栄養のバランスのとれた食生活をし、太陽の下ですがすがしく運動をすることにより、骨密度アップがはかれます。

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