骨についてここが知りたい

検査について

骨の検査ではどんなことをするのでしょうか?

主な骨粗しょう症検査の方法

骨の検査には、「骨量測定」と「エックス線撮影」があります。どちらも痛みはありません。

①骨量測定
 骨量測定にはさまざまな検査方法があります。
背骨、太ももの付け根、腕の骨の量をエックス線で測定する「DXA(デキサ)法」や、手指の骨の量をエックス線で測定する「MD(工ムディ)法」、足のかかとの骨を測定する「超音波法」などが代表的な検査方法です。

②エックス線撮影
 背骨の骨折の有無を判定します。

 

尿や血液の検査で骨の状態がわかるのでしょうか?

 骨は強さや弾力性を保つために、体の細胞と同じように絶えず新陳代謝を行っています。古くてもろくなった骨を壊したり、新しくて強い骨を作ったりしています。その際に、骨から血液や尿に放出される物質を計測して、骨の新陳代謝の状態を調べる検査を「骨代謝マーカー検査」といいます。

 この検査を行うことで、それぞれの患者さんに最適な治療薬を選んだり、治療薬の効果を判定できます。

 いろいろな種類がありますが、最近は血液の検査で骨のビタミンKの不足状態を調べることも可能になりました。