糖尿病性神経障害とは?「ニューロメーターNS3000」で早期発見を!

神経障害が起る仕組み

血液に含まれるブドウ糖のことを「血糖」と言います。
糖尿病は高血糖になる病気、つまり、血液中のブドウ糖が増え過ぎる状態です。

ブドウ糖は末梢神経のシュワン細胞という、神経の刺激を伝える軸索(じくさく)を構成する細胞の中に入ると、アルドース還元酵素の働きでソルビトールになります。
ソルビトールは脱水素酵素により果糖になりますが、血糖が高いとソルビトールがたくさん作られて細胞内にたまります。その結果、細胞の働きが失われて神経障害が起るのです。