糖尿病性神経障害の治療の基本は血糖を適正な範囲内に保つことです。食事療法、運動療法、薬物療法などによる血糖コントロールが大事です。
でも、血糖コントロールがうまく行われていても合併症の発症を完全に防げるとは言い切れません。
合併症の発症原因に合った治療も大事です。
前のページで説明したアルドース還元酵素を阻害してソルビトールを作らなくする薬を服用することによって、神経障害の発生や進行を防ぐ方法もあります。