骨に効くウォーキング講座

ウォーキングのポイント

ふだん運動をしていない高齢者の方や、骨粗しょう症の症状のある方でも、自分のペースで取り組めるウォーキングのコツをご紹介します。

歩くことは、健康への第一歩。

いつまでも自分の足で歩ける、ということはすばらしいことです。「老いは足から」といいますが、人は足が弱ると急速に老け込んでしまいます。
骨を強くするためにも、老化を防ぐためにも、歩くことはとても重要です。でも何より大切なのは、無理をしないこと。そして、少しずつレベルを上げ、継続していくことです。健康で、いきいきとした暮らしを取り戻すために、ご一緒に始めましょう。

1.健康のために、運動をはじめましょう。

運動を始める前に、主治医に、どの程度の運動が適しているか相談しましょう。そして家事をマメにする、買い物に行くなど、できることから始めます。

2.ウォーキングは、正しい姿勢で。

まずはゆっくりとした速さで歩き、準備運動から始めましょう。背筋を伸ばし、進行方向を見て、正しい姿勢を保つよう心がけます。

3. 1回30分、週3〜5回を目安に。

慣れてきたら、「少し汗ばむくらい」を目安に、少し歩く速度を上げましょう。1回に30分以上、週に3~5回を歩くことを目標に、がんばってみてください。

骨を強くする 効果的な歩き方とは。

骨を強くするには、圧力をかけることが大切です。歩幅を広めにとり、腕を大きく振って、より効果的な歩き方をしてみましょう。

習慣化して、楽しく継続しましょう。

運動を継続してこそ、骨量は増えていきます。一緒に歩く仲間を作る、遠出をする、記録をつけるなどの工夫をして、楽しく続けていきましょう。