家庭の健康管理

ストレス
病気の原因にもなるストレス、ウオーキングなどで発散を

ストレスから生じる症状 ストレスはさまざまな出来事がきっかけとなって引き起こされ、過剰なストレスが続くと、体に障害が現れます。

 例えば下痢や便秘を起こすような腹痛または腹部の不快感を繰り返す「過敏性腸症候群」、異常が見つからないのに胃痛や胃もたれなどの症状が続く「機能性ディスペプシア」、ぐるぐる回っているように感じるめまいが起こる「メニエール病」などを招いてしまうことがあります。

 ストレスをため込まないために、自然の中でのウオーキング、ストレッチなど、自分に合ったリラクセーション法を身に付けておきましょう。


ストレスに負けない体をつくる、ビタミンB1とビタミンC

ビタミンB1を多く含む食品 ビタミンCを多く含む食品 ストレスと上手につきあうためには栄養のバランスを整え、その上でストレスに負けない心と体をつくる栄養素を補給しましょう。

 イライラ、不眠、めまいなどを感じたら、豚ヒレ肉、鶏レバー、牛乳、うなぎなどビタミンB1を多く含む食品を。

 ビタミンCはストレスによって体外に排出されやすくなるので、過度なストレスを感じたらレモン、グレープフルーツ、キャベツ、ピーマン、小松菜などをとるとよいでしょう。

 また、おいしいものを楽しくリラックスして食べることもストレス解消には大切。ときには家族と外食に出かけるなど、食事環境を変えてみましょう。


「ストレスをため込まないために」
  1. 自然の中でのウオーキングを
  2. ストレッチを習慣に
  3. イライラを感じたらビタミンB1
  4. 過度なストレスにはビタミンC
  5. 食事環境を変えてみる

イライラ抑制に効果的なツボ

落ち着かない気分や不安感からくるイライラ、精神的負担による胸の苦しさを和らげるには神門(しんもん)が効果的です。

手首の関節、小指寄りの端にある神門は、親指で強めの刺激を加えると、精神安定のほか、活力増進にも効果がある。
※ツボは体格により個人差がありますので、イラストの位置とは多少異なる場合があります。